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第3回「3つの手紙」

マックスの同僚「あたらしい朝」第三回目がアフタヌーン11月号に掲載されます。

船の名前や大きさや構造、そして同じ釜の飯ならぬ同じ窯の黒パンを食べる人々の様子が三通の手紙を交えて描かれており、展開も盛り上がっているのです…が、ここでお詫びが
制作中黒田氏が風邪による高熱で数日倒れ、その結果少々減ページの回とあいなりました。本当に申し訳ありません。短いながらも面白さは折り紙付きですので、ご一読いただけたら幸いです。
また、現在は体調も回復し筆を衝動買いして次回の制作に励んでいるとのこと。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

| あたらしい朝 | 11:21 | trackbacks:0 | ページTOP↑ | ブログTOP

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ぱふ 10月号

班長おくればせながら。
雑草社の雑誌『ぱふ』10月号の"まんが最前線"というコーナーで「あたらしい朝」が紹介されています(p55)。
連載初回の中からよくぞここを使ってくれた、と言いたくなるようなコマが引用されておりました。深謝。
どのコマか気になられた方は、ぜひ書店にてチェックを。

| あたらしい朝 | 04:23 | trackbacks:0 | ページTOP↑ | ブログTOP

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海外版紹介その3。「茄子」

台湾版と日本版「茄子」の台湾版と日本版を並べてみました。ほとんど同じ。
また、「茄子」は「天狗党」同様にフランスのカステルマン社「Sakka」シリーズからも出版されています。
→「Sakka」シリーズのサイト
→「茄子」第1巻のページ(何ページか閲覧できます)

●細かい部分で
料理本の細かな修正国重が立ち読みする料理本のタイトルの一部がちゃんと訳されています。 おかず→「家常菜」 おべんとう→「自製便當」
その他、雨音などは日本語そのままだったり。
仏語版では、この場面は書き文字はそのままでコマの外に注釈が入っています。
(Sakkaシリーズの本は全編にわたって丁寧な注釈付き)


●「音」の違い
音あり(台湾版)1巻「ランチボックス」より、国重さんがぱんぱんとグローブの手ごたえを確かめているひとコマ。台湾版では日本版と全く同じですが…



音なし(フランス語版)仏語版では「ぱんぱん」という擬音がありません。この後の「米を研ぐ音」もなし。(寝息や時計のアラーム音はあり)
同じく1巻収録「アンダルシアの夏」においても、バイク・車の擬音はあるのですが、自転車の"ぎょすぎょすぎょす"などはキレイさっぱり無くなっています。
ちょっと不思議な感じがしますが、もともと日本語には擬音や擬態語が非常に多いので翻訳の際に該当する言葉がなかったり、シーンによっては音が無い方が自然に感じるのだとか。そう考えると、台湾版も対応する言葉が特に無いからそのまま日本語で載せているのかも?
仏語版の音の有無を日本語版と見比べてみると音に対する感じ方の違いや、普段無意識に使っている擬態語がどれほど多いか発見できてなかなか面白いです。

●タイトル
日本の漫画のフランス語訳されたものについて検索していたら「フランスと日本のマンガタイトル比較表」などを発見。タイトルがわかりやすく翻案されるのは映画でもよくありますね。以下上記サイトより引用。
・「北斗の拳」は「KEN le suvivant(ケン・生き残りし者)」
・「ハイスクール奇面組」は「College fou fou fou (アホアホ学園 )」
・「タッチ」は「Theo ou la batte de la victoire (テオ、勝利のバット)」

さて、Sakkaシリーズの「茄子」も1冊ごとに「茄子 アンダルシアの夏」のような感じで、ある一遍のタイトルが表題作として大きく載っています。2巻だと「東都早もの喰」3巻は「富士山の戦い」。

→海外版紹介その1「フランスの天狗党」はこちら
→海外版紹介その2「セクシーボイスアンドロボ」はこちら

| 海外版 | 21:17 | trackbacks:1 | ページTOP↑ | ブログTOP

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